ブラックジャックスプリットのタイミング
「ブラックジャックのSplitってなんだろう……」
「この使い方で良いのか、間違っていないか不安」
このような悩みを抱えている方もいるでしょう。
今回は、使い所を悩むことの多い「Split(スプリット)」について詳しく説明します。
Splitを使うベストなタイミングが知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
ブラックジャックのSplit
そもそもブラックジャックのSplitとは、最初に配られた2枚のカードが同じ数字だった際に使えるアクションのことです。
具体的に説明すると、同じ数字のカードが手元にきてSplitした場合、1枚ずつに分けて2つのハンドを作ります。
強いカードが揃っている場合、かなり有効な手となります。
とはいえ、どのカードがペアになっているのか、ディーラーのカードは何かなどによって、Splitをするベストタイミングが異なるため、判断を間違えやすいアクションでもあります。
「Split(スプリット)」のやり方
オンラインカジノでSplitする方法は至って簡単です。
画面上に表示されているSplitボタンをクリックまたはタップして、アクションを選択するだけで、簡単にSplitできます。
「Split(スプリット)」のメリット
自分の手持ちカードとディーラーのアップカードによりますが、Splitには「稼ぎやすくするメリット」と「勝ちやすくするメリット」の2種類あります。
ブラックジャックでは、「10」とカウントするカードが多いため、「AとA」「9と9」など、稼ぎやすくすることができます。
また、「3と3」や「8と8」といった、そのままでは弱い手札や、ヒットしても弱い手札になりやすい状況を回避することができます。
例えば、「3と3」の場合、そのままでは「6」となります。
この状態でヒットをすると、「16」を含んだ微妙な手札になってしまいます。
「8と8」では、そのままでは「16」となり、ヒットするとBust(バスト)するリスクが高まり、スタンドするとディーラーがBustしなければ負けてしまいます。
このように、Splitすることで、勝ちやすくすることができます。
Splitを使うタイミング
ここからは、ブラックジャックのSplitを使うタイミングを詳しく紹介していきます。
ペア「A」の場合
手札が「A」のペアだった場合、次に引くカードが「10・絵柄」であれば、Splitで「21」を成立させる可能性が高まります。
一方、Splitしない場合、カードの合計は「2」または「12」という弱いカードになってしまうため、次に「10・絵柄」がくることを考えて、Splitした方が得策でしょう。
しかし、「A」をSplitした場合、それぞれのハンドでカードを1枚しか引けないので注意しましょう。
ペア「8」の場合
手札が「8」のペアだった場合、合計すると「16」という中途半端な数字になってしまいます。
この手札が「16」の場合にヒットするとBustする確率が、なんと60%にもなってしまいます。
そのため、この状況でディーラーに勝つためには、「Bustしないでディーラーに勝つ」「ディーラーがBustするのを待つ」しかありません。
しかし、上記2つの状況になる確率は低いため、Splitして16以上になることに期待した方が、勝率を高めることができます。
ペア「9」の場合
手札が「9」のペアだった場合、合計すると「18」になるため、悪くない手といえます。
そのため、Splitしないで勝負に入るのも良いでしょう。
しかし、ディーラーのアップカードが「2〜6」だった場合、ディーラーのBust率が高いため、Splitして両方のハンドが勝つ可能性に賭けても良いでしょう。
ペア「7」の場合
手札が「7」のペアだった場合、合計すると「14」と、中途半端な数字になってしまいます。
そのため、ディーラーのBust率が高まる「2〜7」のアップカードであった時だけSplitを選択します。
ペア「6」の場合
手札が「6」のペアだった場合、合計すると「12」になります。
ペア「7」の時と同様、中途半端な数字となってしまうため、ディーラーのBust率が高い、アップカード「3〜6」の場合にSplitしましょう。
ペア「3・2」の場合
手札が「3」もしくは「2」のペアだった場合、合計すると「6」や「4」など、かなり小さい数字になります。
そのため、合計するとマシな数字になることを期待してSplitを選択します。
基本的に、ディーラーのアップカードが「7以上」だとSplitを選択したとしても、負ける確率が高い傾向にあります。
そのため、ディーラーのBust率が高い、アップカード「2〜6」の状況でSplitすると良いでしょう。
ペア「10・5・4」の場合
手札が「10」「5」「4」のペアだった場合、Splitを選択しない方が良いです。
なぜなら、「10」のペアだった場合、合計すると「20」となるため、そのまま勝負した方が勝つ可能性が高いといえます。
一方、「5」や「4」のペアだった場合は、合計すると「10」や「8」となります。
そのままヒットした方が良い手札になる可能性が高いため、Splitしない方が得策です。
もしも、「5」「4」のペアでSplitした場合、「15」や「14」といった中途半端な数字になる恐れもあるため、より勝てる確率が高いアクションを選ぶようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ブラックジャックのSplitは、タイミング次第で強くも弱くもなるため、使うタイミングがかなり重要なアクションです。
Splitを使用する目的は、「勝つこと」です。
そのため、勝てる確率が高い状況で選択するアクションですので、無理に選択する必要はありません。
ブラックジャックに限ったことではありませんが、カジノゲームにおいて大切なことは「ゲームに勝つこと」です。
そのため、今回紹介したことを参考に、Splitを使うタイミングを見極めて、勝率を高めてください。