マーチンゲール法を使う場合と使わない場合の軍資金の動き

マーチンゲール法を使う場合と使わない場合の軍資金の動き

マーチンゲール法を使う場合と使わない場合の軍資金の動き

マーチンゲール法を利用すると、非常に高確率で小さな勝利を得ることができます。
逆にマーチンゲール法を使用しなければ勝つことができる可能性は50%です。
このように考えていくと、マーチンゲール法を使用した方が良いように思いますが、マーチンゲール法は、万が一負けてしまったときのリスクが非常に大きく、それまで積み上げた勝ちが一気に消えてしまうほどの大金を失うことになります。

では、マーチンゲール法を使用する方法と使用しない方法では、手持ちの軍資金はどのように変化するのでしょうか。
今回の記事では、この2つを比較してみようと思います。

マーチンゲール法を使用した時の軍資金の動き

マーチンゲール法を使用した場合、軍資金は徐々に増えていきます。
1ゲーム1ゲームのお金の動きを度外視して、「1回勝利するまで」という1セットを1つのゲームと考えると、最初に賭けた金額が1ドルだった場合、1ドルずつ増えていくという形になります。
マーチンゲール法を使用する場合、最初に自分で条件を決めておきます。
例えば「7連敗した段階でその勝負は諦める」などです。

7連敗する可能性は0.78%ですので、確率的には99%以上の確率でそのセットで1ドルを得ることができます。
しかし、万が一7連敗してしまうと、127ドルを失うことになります。
つまり資金の動きとしては、「1セットにつき1ドルずつ増えていくが、127セットに1回の割合で127ドル減る」ということになります。
127ドルが減ってしまうタイミングは厳密に127回に1回というわけではなく、もしかすると、1回目と2回目のゲームで連続してそれが訪れるかもしれません。

逆に300回やっても訪れないかもしれません。
これがマーチンゲール法の難しいところです。
ゆるやかに資金は増え続け、突然ガクッと落ちると考えておくと良いでしょう。
そして、最初にガクッと落ちるタイミングが訪れる前に、マーチンゲール法をやめることができるのかということが大切になります。

マーチンゲール法を使わない場合

マーチンゲール法を使わない場合の資金の動きは単純です。
勝率50%のゲームな場合は、5ドルずつ賭けたとすれば、5ドル増えたり、5ドル減ったりが50%ずつの可能性で繰り返されるだけです。

その結果、勝ちに偏るか負けに偏るかによって、その動き方が変わってきます。
また、流れが来たと感じたタイミングで大金を賭けることによって、このバランスを崩すことも可能です。

まとめ

マーチンゲール法を使う場合と使わない場合の資金の動き方についてご理解いただけたでしょうか。
どちらが有利かという部分については一概には言えません。
運次第の部分があります。

ただ、マーチンゲール法を使用した方が、万が一大負けしてしまったときのリスクは高いと言えます。