勝ちやすいギャンブルとは何か?
よくギャンブルを比較する際に「勝ちやすい」「勝ちにくい」という言葉を聞きます。
しかしこの勝ちやすさや勝ちにくさというものは一体何を基準に算出されるのでしょうか。
1ゲーム1ゲームごとの勝ち負けの確率なのか、それとも1日が終わったときに財布に残っている金額なのか。
それとも1週間単位で収支計算をした時にプラスになるかマイナスになるかなのか、それとも10年間そのギャンブルを続けた時にトータルでプラスになるのかマイナスになるのかなのか、考え方は様々です。
今回はそんな「描きやすいギャンブル」というものの定義について考えてみようと思います。
ギャンブルにはハウスエッジが存在する
まず大前提として、すべてのギャンブルにはハウスエッジが存在するということを覚えておきましょう。
日本語で言えば、控除率です。
この部分が必ず胴元側に取られるという意味では、プレイヤーは常に不利な状態で戦わなければいけないということがわかります。
つまり、パチンコにせよスロットにせよ競馬にせよ競輪にせよ、オンラインカジノにせよ、宝くじにせよ、おしなべて全て「勝ちにくい」ギャンブルであるということが言えるのです。
「勝ちやすい」ギャンブルというものは存在しないということです。
しいて言うならハウスエッジを取られることがない平等な条件のギャンブル(1人1000円ずつ出し合い、ジャンケンで勝った人が総取りするなど)であれば勝ちやすいわけでもなく勝ちにくいわけでもない五分五分の勝負ということになりますが、それでもペイアウトは100%です。
一回一回のゲームの勝ちやすさならオンラインカジノ
オンラインカジノでプレイされるゲームは、ほとんどが実際のカジノと同じものです。
そしてそのペイアウト率も実際のカジノに準じています。
第三者機関が監査した結果、ゲームごとのペイアウト率もホームページで公開されています。
その数字を見ると、カードゲームやテーブルゲームなどは総じて、95%以上の高い数値を示しています。
つまり、1回1回の勝負に限定して言えば、ほぼディーラーとは五分五分の駆け引きができるのです。
しかしゲームの回数を重ねると、トータルで負けが増えてくるのでペイアウト率はどんどん下がっていきます。
まとめ
ギャンブルというものはその性質上プレイヤー側が不利になるようにできています。
そして胴元側が儲かるようにできています。
トータルで考えれば、ペイアウトがどうこうという問題もありますが、結局は負けてしまいやすいです。
そのように考えると、勝ちやすいギャンブルを考えるよりも、本人の好みでギャンブルを選んだ方が良いのかもしれません。
本当に勝ちやすいギャンブルがあるとしたら、それはギャンブルではなく副業になります。
ギャンブルは娯楽の一種ですので、お金を使うものなのです。