モンテカルロ法を実際に使ったシミュレーション

モンテカルロ法を実際に使ったシミュレーション

モンテカルロ法を実際に使ったシミュレーション

ギャンブラーの間で人気のあるベッティングシステムであるモンテカルロ法ですが、特にルーレットの配当が3倍になる賭け方でよく使われています。

その理由は、配当が3倍以上のゲームでこのモンテカルロ法を利用すると、1セットが終わった段階で必ず勝ち越しているという状況になるためです。

そこで今回は、実際にモンテカルロ法を使ったゲームでどのように賭け金とトータルの収益が変化していくのかをシミュレーションしてみたいと思います。

モンテカルロ法とは

モンテカルロ法は、約120年前にモンテカルロにあるカジノがこの方法を使った男に破産させられたという伝説が名前の由来になっています。
しかしこれが実際に事実であるのかどうかは定かではありません。
ただ、それほど高い効果が認めるベッティングシステムだということです。

賭け金の決め方は少し複雑で、紙とペンが必要になります。
簡単に言えば数列の両端の数を足した額をベットし、負けたら負けた金額を右に足していくというシステムです。

そして勝ったら両端の数字を2つずつ消していきます。
数字が消せなくなった段階で1セットが終了です。

3倍モンテカルロ法でシミュレーション

では、実際に3倍配当のゲームでモンテカルロ法を使用した時のシミュレーションをしてみましょう。
勝率は3分の1とします。

1回目、もしくは2回目のゲームで勝ってしまうと、1セットがすぐに終わってしまうため、勝敗の数は、最初に4連敗して、その後1勝、その後に連敗して再び1勝という合計8回勝負にします。
この形であれば2勝6敗になるので、勝率は三分の一です。
この場合、まず最初の4連敗によって、賭け金と数列が膨らんでいきます。

4回負けた段階で、5回戦目に使われる数列は「1234567」となり、そこまでの負け金の合計は-22ドルです。
しかし次の勝負で8ドル賭けて勝つので、+16ドルされ、負け金の合計は-6ドルまで減ります。
そして数列も両端の2個ずつが消されることにより、「345」になります。

しかしその後に連敗することによって、再び賭け金と数列が膨らみ、8回戦目は「3・4・5・8・11」という数列になり賭け金は14ドルになります。
しかしここで勝利することによって、最終的な利益は+3ドルとなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
モンテカルロ法を実際に使用してみたシュミレーションを行いました。
実際は、配当が3倍で勝率が三分の一だからといってこのようにきれいに勝ったり負けたりが繰り返されることはないでしょう。

むしろ何回やっても勝つことができない場面も想定されます。
しかし逆に言えば、期待値よりも勝ち続けることも可能なのです。

負けた時のリスクは他の方法に比べると少ないので、一度試してみてはいかがでしょうか。